『伊能忠敬研究』  第100号  目次一覧 
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 ■凡 例  [ジャンル]  ●=日記   ■=史料・資料   ◎=伊能忠敬   ○=周囲の人物   △=史跡めぐり
       [表  題] 《 》=誤記の訂正  例:伊能図探究 第一〇号 伊能図見て歩き(三)《(四)正当》
             〔 〕=内容の注記  例:伊能家文書紹介 十一 その二 枇榔嶋〔日向国臼杵郡〕
 
号数 ジャンル 番号 表 題 著者 号-頁 発行日
100号 表紙 1 表紙 伊能忠敬研究 二〇二三年 第一〇〇号 史料と伊能図 特集号 伊能忠敬研究会 100--1 20230630
2 表紙解説 国立国会図書館蔵 伊能大図第100号 甲斐 駿河(富士山) 菱山 剛秀 100-0
3 目次
100-0
祝辞 4 『伊能忠敬研究』一〇〇号を祝して 香取市長 伊藤 友則 100-1
特集Ⅰ 『伊能忠敬研究』100号に寄せて 5 忠敬を伝ふ百号花菖蒲 伊能 洋 100-2
  惜別 伊能忠敬研究会顧問 伊能陽子さん (朝日新聞) 100-2
6 伊能家とご縁がありまして 伊能 陽子 100-3
  第55号56~58ページを再録 100-4
7 伊能図を訪ねて 渡辺 貞子 100-5
8 『伊能忠敬研究』五〇号を回顧して 渡辺 一郎 100-5
  特に多くの発表をされている小島一仁、佐久間達夫、安藤由紀子、伊藤栄子、伊能陽子各氏の功績は大きい 100-7
  制作面では、二四号までの三二頁時代は、伊能、安藤両氏が編集の中心だった。二五号からは六四頁に移行し、版下をみずから作るようになって、福田氏が作業の中心となった
  版下から印刷屋さんにお願いしていると、どうしても高くつく。三二頁でも会費の大部分が、印刷屋にいってしまう始末だった
  「ワードで編集できるよ。自分でやってごらん」といわれ、印刷屋を変えて自分で版下を作ったら、六四頁が三二頁の半分の予算で出来るようになった
  しかしながら、版下つくりの作業は大変である。写真など、なかなか上手くあがらない。写真、カットの配置も難しい。私は二・三号手伝ったかな、そんな記憶である。あとは福田氏の出番だった。今日のような立派な会報に仕上がったのは、とにかく福田氏の努力によるところが大きい
  五十号「『伊能忠敬研究』五〇号を回顧して」から一部転載 100-6
9 会報100号を祝う 福田 弘行 100-7
  私の担当は2001年27号から2007年49号まで23冊。64頁か72頁
  04年7月28日伊能さんの車で大橋〔地図センター〕へ引越。会の荷物は電話機と会報残部だけ
10 50号から60号まで 前田 幸子 100-8
  前任の福田さんから編集長を引き継いで50号から60号まで、期間で言うと2007年から2010年までの3年間、計11冊を担当しました
  編集担当を引き継いで間もなく、安藤由紀子さん、伊能陽子さんとパレスホテルのロビーで「編集会議」を開きました。一つだけ変えたことがありました。巻頭に「記念碑巡り〔史跡探訪〕」のページを置いたことです
  当時中学生だった石谷春香さんが一年かけておこなった研究レポート『伊能忠敬研究』の連載も忘れ難いものでした。会誌史上、最も若い研究者であり執筆者でした。その実証性に一同感心、「これは全文載せましょう」という安藤さんの意見で全12回の連載が始まりました
  手書き原稿をワープロ入力、十年ひと昔と言いますが、当時とは大きく時代が変わったと思います。当時は手書き原稿も多く、ワープロ入力がまず大きな仕事でした
11 『伊能忠敬研究』第一〇〇号に寄せて 鈴木 純子 100-9
  最初の編集委員は渡辺さん、安藤さん、伊能(陽)さん、芳賀啓さんなど9名でした
  まだ手作業も多かったと思われ、第25号(2001年4月)から、パソコンによる自前の版下作成が始まります
  第27号(2001年11月)から第49号までは、福田弘行さん、50号から60号までを前田幸子さんが担当され、事情があって遅延した第61号を鈴木が、か細い繋ぎとしてとりまとめ、以後、高安克己さんを中心とする総カラー化、第64号からはB5判からA4判への転換と発展し、現在に至ります
  この時期以降は菱山剛秀さんをはじめ、宮内敏さん、井上辰男さん、河崎倫代さん、玉造功さんなどの尽力により現在に至ります
12 『伊能忠敬研究』一〇〇号を迎えて 星埜 由尚 100-10
13 伊能忠敬研究会と私 宮内 敏 100-11
14 会誌のカラー化・A4化の頃 髙安 克己 100-12
15 伊能図に導かれて 菱山 剛秀 100-13
  2011年のある日、入会をお願いしました。このころは、ちょうど、会誌の紙面が一色刷りからフルカラーに変わり、編集体制も変わった直後でした。そうしたタイミングもあって、私は入会とほぼ同時に会誌の編集に携わることになり、気が付けばすでに12年が過ぎていました
  引き続き会員諸氏のご協力をお願いして、次の編集担当にバトンを渡したいと思います
16 会誌発送に携わった四年間の思い出 髙宮 勲 100-14
17 発送担当、四年間の記録-コロナ禍の中で- 河崎 倫代 100-15
  【88~99号の発送記録】(河崎)
18 私の思い出 石川 清一 100-16
19 測量士が見た伊能忠敬 井上 辰男 100-17
20 私の伊能忠敬研究会 佐賀県 馬場 良平 100-18
特集Ⅱ 伊能図の研究 21 伊能図の世界 鈴木 純子 100-19
  伊能図とは?
  図1 「大日本沿海輿地全図」一覧図
  伊能図の表現
  伊能図の種類 100-21
  最終上呈大図の姿 100-23
  近代地図への予兆 100-24
  伊能図はどう使われたか
22 「全国巡回フロア展」開催状況 鈴木 純子 100-26
  全国28か所 合計 延べ112,235人 平均4000人
23 伊能図研究100年を振り返る 星埜 由尚 100-27
  1.度法について 100-28
    緯度1度28.2里は、地図作製のための定義値であり、伊能測量の精度を表わすものではない
    第一次測量はともかく、第二次測量以後は、第二次測量により求めた度法の値を確定し、それに拠って地図を作製したと言える
  2.伊能測量の手法
    星測による緯度の決定が、伊能図の基本的な基準 100-29
    伊能図の精度の高さは、天文観測点を基準として導線法の測量結果を補正したことにあり、交会法や横切測線による補正は、あくまで二次的なものであり、局部的なものであった


号数 ジャンル 番号 表 題 著者 号-頁 発行日
100号 特集Ⅱ 伊能図の研究 23   3.伊能図の投影法 星埜 由尚 100-29 20230630
  4.伊能図の図化手法 100-30
  5.伊能図の作成手法に関する再検討 100-33
24 測量次別参加隊員 河崎 倫代 100-37
  参加者の経歴 100-38
  内弟子 第4次測量までは忠敬との個人契約。幕府が正式スポンサーとなった第5次測量以降は手当が支給された 100-39
■江戸府内第一次測量日記 25 江戸府内第一次測量の記録(九)-文化十二年二月十三日の『日記』-〔1815.03.23〕 玉造 功 100-40
26 補遺 「高橋景保の別荘関係書状」 玉造 功 100-48
◎暦象編斥妄 27 補遺 「乾隆の十六省図」 玉造 功 100-49
■測量隊の足跡をたどる 28 「伊能忠敬測量隊の足跡をたどる」連載第三十三回〔第8次測量(九州第二次 京都~四日市~岐阜~高山)1814.04.19~1814.06.04(文化11.02.29~文化11.04.16)〕 監修 渡辺 一郎
編著 井上 辰男
100-50
忠敬談話室 29 山口でちょこっと伊能探訪-戦国大名大内氏繁栄の痕跡を訪ねて- 室山 孝 100-70
30 松本清張「老十九年の推歩」を読む 柏木 隆雄 100-73
  (柏木幸七子孫)
31 「伊能忠敬笹山領探索の会」 丹波篠山市から感謝状授与 加賀尾 宏一 100-75
各地のニュース 32 伊能測量協力者御子孫宅を訪ねて 佐賀県 馬場 良平 100-77
●薩隅見聞之覚書〔文化09壬申年第八次測量(1812)〕 33 南日本放送テレビ番組に協力-門谷清次郎「薩隅見聞之覚書」の活用- 室山 孝 100-79
忠敬を詠ふ 34 忠敬を詠ふ(四) 東京都 伊能 洋 100-80
新刊紹介 35 井口利夫著『伊能忠敬と間宮林蔵のウス測量』 伊達郷土史研究会発行 『伊達の風土』第35~38号(平成28~令和元年)の抜き刷りを合本したもの 菱山 剛秀 100-80
会員便り 36 報告【珠洲地震】 出身地の石川県珠洲市狼煙町の私設資料館「能登さいはて資料館」、5月5日の震度6強で被災、休館に 河崎 倫代 100-80
山武のスケッチ 37 山武のスケッチ(二) 九十九里浜のイワシ漁 千葉県山武市 江口 俊子〔画も〕 100-81
  今回は、忠敬さんの生家小関家が網元をしていたイワシ漁にちなんで、天狗屋の庭先で作っていた目刺しを描いてみた
  忠敬さんの頃は、大部分が〆粕に加工されて全国に出荷され、農業の発展を支える肥料として珍重された
  「広重 六十余州名所図会 上総矢さしか浦通名九十九里」 九十九里浜の地引き網漁は、船方として5、60名、岡者として約100名の労働者から構成され、主にイワシを捕獲した
会員便り 38 新入会員自己紹介
100-82
  北海道 齊藤 文大
  神奈川県 佐藤 悦子
  埼玉県 雉岡 恵一 100-83
  滋賀県 寺澤 真樹
お知らせ 39 事務局からのお知らせ 二〇二三(令和五)年度 総会報告(富岡八幡宮)
100-84
奥付 40 投稿要領・研究会入会案内・編集後記(H) (H) 100-85
41 2023年6月30日発行  発行 堀野 正勝  伊能忠敬研究会 編集 菱山 剛秀
発行 堀野 正勝
100-85