「伊能忠敬と島」をタイトルとして、「伊能忠敬没後200年記念プレ企画」の第1回が始まりました。
『大日本沿海実測録』には、忠敬測量隊がまわりを測った島の数が1,400余り、岬や別の島から遠望した島は2,300余り、あわせて3,800の島が記されているとのことです。
展示は、次のサブタイトルのもとで構成されています。
「伊豆大島の地形を読む」
「忠敬が消えた島 佐渡」
「日本一の大難所 屋久島、種子島」
「名勝の島 厳島」
「下図で見る島々」
「蝦夷地という島 北海道」
今回の展示の目玉は、会報75号でも話題となっていた「北海道南東岸下図(1/216,000)」が公開され、享和2年の中図「蝦夷東南海岸」と並列して展示されていることです。下図は平台のケースに置かれており襟裳岬や厚岸湾の測線をはっきりと確認できます。
なお、「伊能忠敬没後200年記念プレ企画」の第2回は「『技』あり! 忠敬の測量と器具」のタイトルで平成28年8月30日から10月16日の予定されています。
(佐原本川岸T生)
展示品(PDF)
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